CAMEO史上、最も失敗してしまった商品

ダーツケース

新年明けましておめでとうございます。
株式会社CAMEOJAPAN代表の宮澤です。

2019年4月、CAMEO史上最も時間と費用をかけ、満を持して発売したダーツケース「STREAM」

製品に不具合が見つかり、早々に発売中止、交換対応を経て自主回収という、かつてない最悪の結果となってしまいました。

ご購入されたお客様、卸業者様、ご関係者様。

多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
この場をお借りして改めてお詫び申し上げます。

フタ部分とカード入れ部分の強度が脆弱。
サンプル段階で問題無かった内容が、成型時の熱の問題で本生産の商品に不具合が発生してしまいました。

失態の要因は管理の甘さに尽きます。

僕たち一番大切にしてきた「信用」を一瞬にして失ってしまいました。

開発費や金型修正等、あまりにも費用をかけすぎました。

これ以上改良出来る部分も見つからないし、改良の為の費用も捻出できない。

先に進むことができなくなってしまいました。

あれだけ苦労して作り上げた商品が失敗に終わってしまった。

「CAMEOは縫製品だけやってろ」

「CAMEOの成型品はなってない」

「成型品に手を出すから痛い目を見る」

実際に飛んできた罵声。

気にすることなく挑戦を続けてきたけど、失敗すると骨身に染みる。

もう、終わった。

これ以上は頑張れない・・・

2005年に立ち上げ以来14年間、妻と2人で頑張ってきたけど
ここで終わりにしよう。

そう覚悟したときに、1通のメールをいただきました。

続く

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